2015年2月13日金曜日

ダンス・ウィズ・ウルブス

原題:DANCES WITH WOLVES
制作年度:1990
制作国:アメリカ

個人評価:3.5/5

ケビン・コスナーが主演・監督する、すっごい長い映画。
この映画でアカデミー賞を7つも取っている。

タイトルと、南北戦争時代のネイティブアメリカンが絡むあらすじから、
かなり惹かれる映画であった。

映像は非常に綺麗で、
アメリカ南部の広大な砂漠や、
そこを駆ける馬たち、バッファロー、ネイティブアメリカン達、
場面場面もとてもきれいに撮れていて、
ケビン・コスナーってすごく丁寧な監督なんだなーと思った。

どこまで時代考証や文化考証がされているかは分からないが、
ネイティブアメリカン達の暮らしや文化が再現されている感じ。
この当時のアメリカ人のインディアンに対する認識は
トマホークを持ってアウアウアウアウと叫んで襲ってくるイメージしかなかったらしいので、
この映画はかなり画期的な存在だったらしい。

とはいえ、ネイティブアメリカン同士の諍いで
あんなに凄惨な殺し合いをしていたのか少々疑問だ。
ケビン・コスナーが北軍の銃を提供したら、
あまり抵抗なく使用して、
襲ってきた部族を片っ端から殺していくっていうのも
少々納得がいき難い感じ。
ネイティブにはネイティブ達の戦争のルールがあって、
手段を選ばず相手を殲滅するまで殺し合うような
殺伐とした社会だったようには思えない。

当時としては画期的な映画であったとしても、
やっぱり「野蛮な原住民達」というアメリカ人的なイメージを持って
終始、ネイティブアメリカン達を描いているように感じてしまった。


まあ、私はネイティブアメリカンのことは詳しくないし、
アメリカ大陸の歴史にも詳しいわけではないから、
開拓時代のアメリカはこんな風に殺伐としたものだったのかもしれない。
日本に生まれた私の頭が平和すぎるのかもしれない。

タイトルのほどにはオオカミが出てこないのもちょっとさびしい感じ。
オオカミ可愛かったけどね。

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